アーユルヴェーダ~ピッタ編~
こんにちは^^
今回は火のエネルギーPITTA(ピッタ)をみていきましょう\(^o^)/
「ピッタ」は5つの元素の中では「火元素」と「水元素」から構成されます。
熱質・鋭質・液質・軽質・流性・変性といった性質を持ちます。
ピッタは身体において、肉体における体温の保持、消化・吸収・代謝、感覚器官では特に視覚、免疫やホルモン分泌などの働きを制御しています。
ピッタは鋭さから、分析力や想像力、実践力や行動力にあふれており、情報処理能力や直観力にも冴えています。そして、働くこと、動くことが好きという傾向もあります。情熱的でチャレンジ精神も強い一方で完璧主義者になりがちで見栄っぱりなところもあります。また、熱中したり、興奮したり腹を立てやすい傾向にもあるようです。
ピッタの特徴
□体型は中肉中背で平均的な方だ。
□よく食べる方だ。体重の増減もある。
□ 暑さが苦手で、汗っかきな方だ。
□関節はやわらかく、柔軟な方だ。
□ 顔はひし形、鼻筋は高い。肌の色つやも良い方。
□顔や肌色は赤みや黄みがあり、日焼けしやすい。
□ 話し方は明瞭ではっきりしている方だ。
□自己主張ははっきりして、人にも厳しい方だ。
□気が短く、イライラして怒りっぽい。
□ 計画的だが、完璧主義者的なところがある。
◆かかりやすい病気
胃・十二指腸潰瘍
肝・胆・脾疾患
アルコール依存症
心疾患(心筋梗塞)
皮膚病
◆活動しやすい季節
涼しく、比較的乾燥した気候。
◆アンバランスになりやすい1日の時間、季節、年齢
【時間】
10:00~14:00、22:00~02:00
【季節】
夏~秋
【年齢】
壮年期
「ピッタ」の基本的な性質は「激しさ」です。
短気な性格面だけでなく、体質としても、身体のあちこちに熱を持ちやすく、手足や皮膚、眼、胃や腸といった内臓においても熱を帯びやすい傾向があります。
そのため暑さや強い光が苦手で、日焼けしやすく、皮膚の炎症や眼の充血なども起こしやすい体質です。
ピッタは情報収集をしては的確な状況判断ができる上、働き者で、行動も早く、効率よく時間を使います。また、精神的にも安定していて、活発でエネルギッシュな活動もできます。
その一方でストレスには弱く胃腸を悪くしがちです。
ピッタは特に3つの性質の中で一番集中・熱中型で、何事も ”やり過ぎ” になりやすい性質です。セルフコントロール力(セーブ力)が最も必要な性質とも言えます。
ピッタの方の食事で気をつけてほしいこと
特に食べることが大好き。胃腸が強くよく消化し、腸は効率よく働きますが、辛いもの、揚げものを食べ過ぎると、消化不良をおこし、胸やけや軟便、腹痛を伴う排便など、消化、排泄に症状が出ます。
体に熱をためやすいので、冷たいものを取るように心がけましょう。
また、熱性のある食材や辛いスパイスなどは控えた方がよいとされ、塩分の多い食事もピッタを増やすことになります。
ピッタを静める味は、甘味、苦味、渋味であり、野菜中心の食生活や果物を多くとることがオススメです。
可能な限り、菜食を目指しましょう。特に夏は季節柄「火」が強くなり、ピッタ優勢の人は不調をきたしやすくなるので、お肉より冷たく元気を回復させることのできる食べ物、サラダ・フルーツ・野菜等がオススメです。
ピッタ過剰を抑えるには果物は酸っぱいものを避け、甘いものがいいでしょう。ドライフルーツはピッタの人にオススメです。火を通したものより、生のものを多く食べるように心掛けましょう。朝食は軽めにとり、昼食を多めに、夜は軽くすませると良いです。デザートをとることもピッタタイプの人にはおすすめです。
量を控えめに、ゆっくり食べることを意識するのが大切です。「酸」を摂り過ぎない方がいいため、発酵食品や酸っぱいもの、コーヒーは避けます。しょっぱいものも避けたほうがいいので、味噌や醤油の摂りすぎはよくありません。
ピッタにオススメの運動
「勝ち負けのない・競い合いにならないスポーツ 」
・ヨーガ
・水泳
・ハイキング
・カヌー・カヤック
・スキー
ヨガとピッタのバランス
ピッタが偏りバランスが乱れている時は、ヨガニードラをおススメします。
もしくはポーズを7割、瞑想を3割にしてバランスよく練習をするのもいいでしょう。
特に、前屈のポーズ、後屈のポーズ、うつ伏せのポーズ、シンプルなツイストのポーズが効果的です。
しっかり動くことよりも、上がっているピッタ(火)を下げる(鎮める)ようなイメージで、静かにゆっくりと心がけるといいでしょう。
ヴァータと同じように、地に足をつけるよにグラウディングを意識してみてください。
是非意識しながら過ごしてみて下さい^^次回は水のエネルギーKAPHA(カパ)です~
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
WE TONE yoga studio
音とヨガと新呼吸
福岡県福岡市中央区六本松4-1-10
i.net BLD 3F,4F
地下鉄七隈線「六本松駅」3番出口徒歩1分
定休日 金曜日
tell 092-707-1807
mail info@wetone.jp
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
下記からでも体験のご予約可能です。
WE TONE ヨガ・体験レッスン
福岡市中央区六本松
音とヨガと深呼吸 WE TONE